2022.08.21
先日、お客様よりこんなご質問がありました。式場さまのプランナーさんの話しになった時のことです。(フリープランナーさんて、いらっしゃるんですか?)というお問合せに私自身がビックリしたのと同時に、とっても衝撃でした。フリープランナーさん自体が一般的に知られていると思い込んでいでいたからです。お客様と話しをしていくうちに、お客様は(そんな存在の方をもっと早く知りたかったと!)
昔は挙式、披露宴の費用を全額両親が負担して下さるのがあたりまえだったように思います。有難いことに式場様さま探しから始まり、お打ち合わせと、毎回親が同行してお値段の交渉。その他のこともを全てしていてくれました。ご両親もお金を出す側ですから真剣。交渉も心強く安心して聞いていられました。
現在はお若いお2人が、(まだ働き出してまもない方も)全ての結婚式の費用をご自身たちで負担するケースが多くみられます。もちろん式場さまとのお打ち合わせも若いお二人だけが行くケースが多く、そこでプランをご提案され細かなことがあまり理解をしてないままに契約してしまいす。
契約書にサインをしてしまえば、あとで変えたくてもできないのが現実。キャンセル料が発生したりと大変な思いと後悔されるお二人の姿をお見受けすることが多くなってます。また、式場さまに言いたいけれど言ったら関係性が悪くなり、この後の挙式やご披露に影響するのではと気持ちをしまい込み胸を痛められています。結婚式をされるお客さまの方が式場さまに気を使われていらしゃる姿には、サービス業として違和感を感じずにはいられませんでした。お二人が何よりも楽しみにしていた挙式、披露宴のはずが何か楽しくないものへと向かうこともあるのではと思わずにはいられません。
そんななか、フリープランナーさんの存在とお役目をお話しすると「もっと早くに存在を知りたかった」とおっしやられたんです。最初からわかっていれば、フリープランナーさまに自分たちの想いと予算をお伝えして動いていただけたら、理想の結婚式、披露宴ができたのではと。そしてこんな辛い想いはしなくてすんだと。
確かに私達はブライダル業界に身を置いているので当たり前のようにわかったいた事ですが、始めての結婚式に挑む若いお二人が知ることは無いに等しいのが現実かもしれません。
私は、気がつけばフリープランナーさまのことを熱く語って折りました。私達自身、これからは世の中にフリープランナーさまの存在をもっとお知らせしていかなければと改めて感じました。
お客様は最後に言っておられました。
◾️ 納得出来ない結婚式を挙げる意味があるのか?
◾️ 誰の為に結婚式を挙げるのか?
❖「自由に選べる世界にして欲しいと」これはとても重たい言葉でした。ブライダル業界に身に置く人間としてしっかりと受け止めなければと思いました。
アトリエ . ラナチュール
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