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2023.04.08

日本で唯一のマタニティウエディングドレス、パターン(製図)で特許取得

【マタニティウエディングドレスで特許取得】

 

最初に、2023年3月に特許取得の知らせが届いたことをお知らせさせて頂きます。

 

長年の夢だったマタニティウエディングドレスの技術、パターン(製図)において新規性、進歩性が認められたことで特許取得は、何よりも嬉しく快挙な出来事でした。

42年間デザイナーとして、歩みを振り返れば私の人生でこれほど嬉しかったことはなかったです。

 

❖これから、このパターン(製図)技術が20年間守らこと。それはこの技術を使って作られた

(タニティウエディングドレスドレス)自体が特許により守られることになるのです。

 

(アトリエ にてドレスパターン製作中)

 


【 妊婦さまの専門のマタニティウエでイングドレスがあることがあたりまえの世界に 】

 

ここまでの道のりは、決して楽なものではありませんでした。悔しかったこと、くじけそうになったこと。いろいろな事があり、特許は簡単には取得は出来ることではないと言うことを思い知りました。でも、ここで諦めたら終わりなんだと何度も自分に言い聞かせてきました。

 

次に、私が特許取得をあきらめたくなかった一つに、妊婦さまの思いが伝わってきたからです。妊娠していてもドレスのしめつけや体への負担がなく、楽でいて素敵に美しく見えることを望んでいることと、妊婦花嫁さまの悲しい涙を見たことでした。

 

日本では、妊婦さま専門のマタニティウエディングドレスがないに等しく、大きいサイズを着せお直しで対していた為、理想の花嫁姿になれず、結果としてあきらめや悲しい思いをされてきたのです。その状況を知れば知るほど専門のマタニティウエディングドレスを提供して妊婦さまを助けたいとの思いでした。

 

さらに、このドレスを日本全国に広め、妊婦さま専門のドレスのあることがあたりまえの世界にすることが結果、より多くの妊婦さまを悲しませないですむと思ったからです。

 

その為にもこの特許の技術を後輩に継承していくうえでパターン技術はドレスを作るうえでの(命、根幹)を

さらに守り続けなければいけないと改めて思いました。

 


【 特許申請に背中を押していただいたこと 】

 

元々このパターンの特許申請にあたり、私の背中を強く押し勇気付けてくれた存在がいました。彼女がいなければここまで強い意思でこれたかはわかりません。

 

今回の特許取得を伝えると誰よりも喜んで頂き、花束を手にお祝いに駆けつけてくれたことは、とってもとっても嬉しく、彼女に感謝の一日でした。

 

また、自分たちの技術が認められたことを誇りに思い精進してまいりたいと思います。

 


【  感謝を忘ずに  】

 

最後に、私はこれまで沢山の人から助けられ歩んできた人生でした。このことは、一生忘てはいけませんね。皆さんの支えで特許取得が出来たことに心から感謝をいたします。ありがとうございました。

 

 

アトリエ . ラナチュール

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