2022.08.27
レースで作られたウエディングドレスにマリアベールのコーディネートは、私の一番のお気に入り。 (レース×レース)で、重く見えがちですがお互いが、お互いを尊重し合い、より優美さが増し改めてレースの奥深さを感じずにはいられません。
◼︎ リバーレス
◼︎ ケミカルレース
◼︎ チュールレース
と沢山のレースの種類が有りますが、本日はマタニティウエディングドレスに一番使いたいリバーレスレースのお話しをさせて戴きます。
リバーレースは、糸を撚って機会編み機で織られ、レースの発祥は16世紀のヨーロッパで誕生したとされ貴族に最も愛され、富みの象徴とされます。18世紀、イギリスの産業革命ぐらいに機械化され広く一般に普及する事となり,そこから浸透したと思われます。
機械レースの中でも特徴的なのは細い糸を撚り合わせ、糸を沢山使用します機械編みレースの中でも使用できる糸の本数が、2万本近くとも言われその糸は、複雑に絡み合い、組織は立体的になる分デリケートな模様が編み出され美しさが増します。
機械の編む速度もかなり遅くなり時間がかかる為、とっても高価なレースとされています。機械を操作するなか、熟練した職人の手を必要とする為に、大変手間がかかることも特徴です。なおかつ、職人の手の細かい技術がとっても重要です。機械と職人の手の技術の融合。手工業にかなり近いですがどちらがかけても成り立たないですね。
現在では、とっても貴重な技術であり伝統のリバーレースを織る編機を保有しているメーカーは世界でも、かなり限られています。また、限られた場所での生産しかされていないとも言われリバーレースは、機械レースのなかでももっとも上質で、最高峰なんです。
リバーレースをあしらったウエディングドレスはとても繊細でエレガント、より上質感を最大限に表現してくれます。身にまとった瞬間の肌触り、着心地何よりも、見る者が凛とした佇まいに圧倒され感動を覚えます。誰もが一度は、憧れるレース。そのなかでも最高級のリバーレスレースが大好きな私は、レースと触れ合う時間はとっても幸せな時。沢山のアイデアとイメージを膨らませてくれる最高のマテリアルです。
長い時間がたった今でもリバーレスの魅力は衰える事なく輝いています。1人でも多くの妊婦様に実際に肌で体験して戴き感動して戴けたら、とっても嬉しいです。
リバーレースは誰の心にも残る繊細な存在。そしてマタニティウエディングドレスには欠かせない存在。改めてリバーレースの素晴らしさを感じてます。お気に入りのリバーレースにいつも触れられていることの幸せを感じてます。ドレスに息を吹き込み静かに輝くリバーレース。大好きです。
アトリエ . ラナチュール
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